少彦名神社。ビルの谷間の小さな神社。でも、ご利益はとっても大きい?
少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)と私の出会いは、お仕事から。
京阪電車の駅から歩いて行ける、神社の紹介というお仕事で。
「次に紹介できるところはないかな?」
ネットで調べていた時に、ふと、目に留まったのが、少彦名神社。
神さまからすれば、失礼なやつですが。そこは神さまです、
「しゃーないやつやな。まあ、ええ、来たらよろし」
という感じだったのかも。でも、
「来るんやったら、ちょっとは苦労し」
みたいなこともあったのでしょう。少彦名神社がどこにあるのか、どうやって行けばいいのか。ここで、かなり時間がかかりました。
というのも、私、京阪沿線に住んでいるのですが、北浜って、行ったことがないのです。ええ、一度も。
ですから、グーグルマップを使って、どうやって行けばいいのか? ということを調べるのに時間がかかりました。
ただ、ここで時間がかかったのには、もう1つ理由があったんです。それは、
「取材は1回ですませたい! 」
ええ、私の勝手な都合だったんです (;^_^A
ですから、神さまが意地悪をされた。ということはなかったのでしょう。
「あたりまえやん、そんなことするかいな」
そんな神さまの声が聞こえてきそうです・・・
私の話が長くなりました、すみません。
では、では、少彦名神社のご紹介をしていきましょう。
少彦名神社ってどんなところ?
「小さい! 」
これが、少彦名神社をはじめて見たときの感想。
しかも、ビルとビルの間にはさまれています。参道も、ビルとビルの谷間を少し入るだけ。
神社は、広い境内があって、ゆったりとした雰囲気がある。そんな期待をして行ったあなたは、少しがっかりするかも。
「そうなんだ、じゃあ、どうしようかな? 」
私も、境内への入り口を見たとき、ちょっとガッカリしました。
でも、せっかく来たのだからと、入ってみると。
そこはやっぱり、神社でした。
しかも、少彦名神社は、落ち着いたというより、あたたかいという雰囲気。
「どういうこと? 」
活気があるというか、人の気配があるというか。
落ち着いているというより、心が暖まる感じです。
このあたりは人によって感じ方は変わるでしょうが、この雰囲気を嫌がる方は少ないのではと思います。
特に神職の方々の雰囲気がいい。
笑顔だけでなく、言葉にぬくもりがある。
これが、神社の雰囲気を暖かい、と感じさせる理由の1つかと。
何度でも訪れる理由がある
神社へお参りといっても、ご朱印を集めるという目的ですと、1度行ったらそれで終わり。ということが多いでしょう。
少彦名神社では、いろいろな、しかも、限定のご朱印が用意されています。
だから、何度も足を運ぶ理由ができる。
何度も足を運ぶ間に、神さまとつながりができるようになってほしい。宮司さんたちはそう考えているのかもです。
・1月限定
・お彼岸限定
・雨の日限定
このほかにも、境内を掃除したらいただける御朱印もあります(しかも、初穂料は無料)。
「商売上手なの? 」
はは。 私も、そう、感じたことがあります。
よくよく考えてみると、ご朱印の初穂料なんて、神社の手間を考えると、大きな収益にはつながらないでしょう。
それよりも、何度も足を運んでもらう、そして神さまとつながりを持ってもらいたい、という気持ちのほうが大きいのではと。
でないと、神さまの怒りに触れて、うまくいかなくなるのでは。
あなたも一度、行ってみて、体験してみてはいかがでしょうか?
少彦名神社の雰囲気が気に入れば、何度も足を運びたくなるかもです。
私? 私ですか? 私は、取材後、2度、訪れる機会がありました。
それも仕事がらみで。しかも、そこに少彦名神社があることも知らずに。
そして、こうやって、仕事以外でも記事を書いているというのも、何かのご縁かもと。
まぁ、一度訪れてみてください。あの、あたたかい感じは、ステキですよ。
アクセス
少彦名神社へのアクセスは、カンタンです。
最寄り駅は、京阪電車と大阪メトロ(地下鉄)の北浜駅。
6番出口から出ると、大きな道(堺筋)がありますから、車の進行方向と反対側へ進みます。
堺筋は、車は北方向への一方通行。ですから、分かりやすい。
で、「道修町(どしょうまち)」の交差点を左へ。
すぐに、「神農さん」と書かれた看板が左手前方に見えます。(はりこの虎が描かれているので分かりやすいです)
これだけ。
北浜駅からなら、徒歩で5~6分。
まとめ
少彦名神社は、都会のど真ん中にある神社。
小さいですが、とても温かい雰囲気がステキな神社です。
あと、北浜界隈は、レトロビルがいくつもあります。食事も、おしゃれなレストランがいくつもあります。
さらに、バラの季節であれば、中之島公園のバラ園もいいでしょう。
お参りされる時は、少し周辺情報を調べてから行かれると、1日楽しむこともできますよ。
あなたの休日がステキなものとなりますように。