眷属、神使について
眷属(けんぞく)、神使(しんし)とは、ともに神様のお使いです。
お稲荷さんでしたらキツネ、八幡さんでしたらハト、菅原道真公を祀っている天神さんでしたらウシと、さまざまなお使いがいます。
で、私には気になることが。
「ならば、お願いは神様にすればいいの? 神使や眷属さんにすればいいの? 」
ということです。
私が調べてみた結果では、神使や眷属さんにお願いをするほうが良いということでした。
眷属さん(ここからは眷属さんで統一しますね)の仕事は、私たちの願いを神様に伝えてくださることです。
ですから、願いごとは眷属さんにお願いするほうがいいということです。
そしてもうひとつ。
「どのように願えば、叶えてもらえるのだろうか?」
ということ。
こちらも調べていくといくつか分かったことがありました。
・願いや目標にまっすぐな人
・神さまに対して感謝の心を持っている人
このような人が願いごとを聞いていただきやすいということです。
一方、願いが叶いにくい人というのは、
・自己中心的な人
・感謝の心がない人
・悲観的な人
です。
こうやって見比べてみると、明るく、前向きな人が、眷属さんに好まれるということですね。
願いごとをしても、うまくいかないという場合は、少し心の持ち方を変えてみるといいかもです。そうすれば、眷属さんも神様に願いごとを伝えてくださるようになるかもです。
眷属さんについて調べていると、仏教にも眷属さんがいることが分かりました。
神さまの場合は、身近にいる動物などですが、仏教の場合は人や仏さまが眷属になります。
仏教では、中心となる仏様のまわりに多くの仏さまがいて、その仏様たちが眷属となっています。
お釈迦様でしたら、お釈迦様が悟りを開く前からのお弟子さんや、悟りを開く助けになった人々が眷属とされています。
眷属とは、もともと、人に仕える者・親族といった意味がありますから、ゆかりの深い方々を眷属と呼んだのでしょう。
このような考え方から、お釈迦様の教えを受ける人は、すべて眷属という考え方もあるようです。
神さま(神道)は身近な動物、仏教では人や仏様と眷属の考え方が違いますが、
中心となる神さまや仏さまのお手伝いをする方々という意味では、考え方は同じなのですね。
そうそう、ちょっと不思議な話なのですが、眷属さんって姿を現すことがあるのです。
ネットでそういう体験を見ることがあるのですが、まぁ信じていませんでした。
私は、見えない人なので特に信じていなかったのですが、
「見れたらいいなぁ」
と思っていたら、匂いを感じたのです。
獣のにおい。ふっと匂いがして、私しか気づかなかったのですが、
確かに感じたのです。
このような話をすると、
「おい、おい」
と思う方もいるでしょうが。
お稲荷さんへ行って、自宅でもお稲荷さんに朝の挨拶なんかをしていたのですが、
家庭訪問に来てくださったようで、うれしい気分になりました。
ちょっと話が逸れましたが、
眷属さん・神使は神さまのお使いです。
あなたと神さまの間に立ち、あなたの願いを神様に届ける役割をしています。
そして、願いごとを聞いていただきやすくするために
・感謝の心を持つ
・目標に真剣に取り組む
ということを心がけましょう。
きっと、眷属さんはあなたのことを見ていてくださいますよ。