神社の参拝の作法知ってます? 外国人観光客に見られることもありますよ (ΦωΦ)フフフ…
神社にお参りするとき、忘れてはいけないこと。
それは、
・手水(てみず)
・参拝の作法
です。
「あたりまえやん! 」
そう思った、あなた、素晴らしい!
では、正しい方法は知ってますか?
「おう! 手水は、左手から、そして右手、口をゆすいで、最後にひしゃくの柄を清める! どだ!」
うん、うん。
「参拝は、2礼2拍手1礼! 」
ですね!
「なんで、こんなこと聞くの? 」
はい、それは、私が伏見のお稲荷さんにお参りしたとき、外国人観光客の方が、私の参拝方法を見て、マネをされたことがあったからです。
拝殿の前まで来てみたけれど、どうやってお参りしたらいいのか分からない。
で、だれかお参りするのを待って、そのマネをしようとしていたのでしょう。
その相手が私だった(笑
お参りの間、じっと見られてるのって、なんか、あれですよね (;^_^A
で、頭に浮かんだのが、
「これで正しかったっけ・・・」
でした。
見られているだけでなく、自分の動作に自信が無いから、自分でも、なんだかな~というお参りになってしまいました。
それで、もう一度、正しい参拝の作法を調べてみたのです。
そうしたら、なんと、なんと、間違いだらけでした~~~~。
ということで、自信がないあなたは、私と一緒にもう一度、参拝の仕方を学びなおしてみませんか?
では、まずは、手水からです!
手水の作法
手水とは。 はい、神さまにお会いするために行う禊(みそぎ)をカンタンにしたものです。
ですから、
きちんとした作法で行うことが大事です!
でないと、せっかくやったのに、神さまから
「う~ん、こまったやっちゃな。それでは、願いごと聞いてやれんのだよ」
って言われるかもです。
神さまからすれば、手水をちゃんとできない人は、汚れたままの手と口でお願いされるようなもの。
もし、あなたが、神さまだったらどうでしょう?
「あかんやん、そんな汚れたままで、家に上がらんとって」
といいたくなりません?
そんなことにならないよう、しっかりと身につけましょう!
手水の作法
さて、手水の手順は5つ。
1.右手でひしゃくを持ち、水をたっぷりと汲み、左手を清めます。
2.ひしゃくを左手に持ち替え、右手を清めます。
3.もう一度ひしゃくを右手に持ち替え、左手に水をため、口を清めます。
4.もう一度左手を清めます
5.両手でひしゃくの柄を持ち、ひしゃくの柄を残った水で洗い、元に戻します。
まず、私が知らなかったのは、たっぷりと水をくむということ。
少しの水で、ちょろちょろと手や口を清めればいい! と思っていたのですが、
やっぱ、しっかりと清めることが大切なんですね。
あと、ひしゃくの柄を洗うときは、両手で持つということも知りませんでした。
右手だけで、ひしゃくの柄を洗っていました (^-^;
いや、こんな失敗をしていたのに、神さまに願いごとを聞いてもらおうなんて。
私、厚かましー!です。
でも、これで大丈夫!
これからは、ちゃ~んと、清めて、神様にお願いができます!
参拝の作法
だが、もう1つありました。
それは、参拝の手順です。
参拝の手順を間違うと、神さまから
「礼儀も知らん子かいな・・・」
と思われますよ。
あなたが、もし、見知らぬ人からいきなり、
「なあ、ちょっと、私のお願い、聞いてくれへん? 」
なんて言われたら、ひいちゃいますよね・・・
神さまだって同じでしょう。
きちんと挨拶のできる人と、いい加減な人がお願いに来たら、
「う~ん、この子を先にしてあげようかな」
なんて思うかもです。
だったら、やっぱり、少しでも願いを聞いてもらいやすいようにした方が、オトクじゃないかなと。
で、参拝の手順ですが。こちらも5つ。
1.姿勢を正します
2.背中を丸めず、腰を90度に折り、2回おじぎ
3.胸の高さで手を合わせ、右指先を少し下へずらします
4.肩幅ていどに手を開き、2拍手
5.ずらした指を元に戻し、もう一度おじぎ
私、知らなかったのは、おじぎの時の姿勢です。おじぎをするとき、手は体の横にしていたのですが、正しくは体の前に持ってくるのです!
そして、90度まで腰を折るということもしてませんでした (;^_^A
さらに、指先をずらすとか、肩幅まで手を広げるとか。
な~んにも知らなかった・・・。
つまり、まったく礼儀を知らないまま、神さまにお願いだけしていたんですよね。
「これでは、いくら心が広い神さまでも、あかんやろ・・・」
私の率直な感想。
これまでいくらお願いしてもあかんかったのは、これが原因かもです。
ですが、今日からはもうOK!
ちゃんとした作法でお参りするのですから、
神さまにお願いも聞いてもらいやすくなります! きっと・・・、たぶん・・・
ということで、あなたと一緒に、手水と参拝の作法を学びなおしてみました。
これで、あなたのお願いも聞いてもらいやすくなりますよ! きっと・・・、たぶん・・・(;^_^A
あ、そうそう、参拝の作法ですが、ネットで調べると、いろいろ出てくるのですが、
ここが一番わかりやすいかもです。(伊勢神宮のサイトに移動します)
写真だけでなく、動画でも紹介されていますから、とても分かりやすいですよ。
「よくわからんかった~~」
という方もこちらをご覧になれば、一発で分かります!
う~ん、さすがはお伊勢さんです。
おさい銭や、鈴はいつ鳴らす?
そうです! 忘れていました。
参拝をするとき、おさい銭を入れたり、鈴を鳴らしたりするのはいつがいいのか。
これはもちろん、2礼2拍手の前です!
「わかっとるわ~~~~」
すみません <(_ _)>
で、おさい銭を入れたり、鈴を鳴らしたりするときにも気をつけたいことがあります。
・おさい銭を入れるときは静かに入れる
・鈴を鳴らすときも静かにならす
おさい銭を入れるとき、おさい銭箱に放り込む方がいますが、神さまに
「これ、あげるわ」
みたいな感じなので、失礼になります。ですから、そっと、入れるのがいいのです。
次に、鈴の鳴らしかたですが、ガランガランと大きく鳴らすほうが、神さまに届きそうと思いがちですが、こちらも静かにならします。
横で大きな音で鳴らしている人がいると、
「あの人のほうが声が届きそう、私も負けらんない!」
なんて対抗意識が出ることがありますが、ここはグッと抑えて、静かにならします。
神さまだって、急に大きな音がしたらビックリしちゃいますし、
「ビックリしたやん!なに、いったい?」
なんて思われるかもです。ですから、ここは、そっと鳴らして、神さまをびっくりさせないようにしましょう。
願いごとはいつするのがいいの?
そして、一番大切なこと。それはいつ願いごとをすればいいのかということ。
願いごとは、2拍手のあと、指をそろえたとき。
このときにお参りさせていただいたお礼と、願いごとを神さまに伝えます。
このあと1礼して参拝は終了。
「う~ん、分かりにくい」
って方にはこちらがおススメ!(東京都神社庁のホームページに移動します)
こちらは、おさい銭の入れ方から、鈴の鳴らし方まで、動画で説明されています。
こちらも分かりやすいですよ (・∀・)ウン!!
まとめ
神社をお参りするときの作法。
知らないことが多かったです。
知らないまま、お参りをしていると、どんなに心の広い神さまでも、お願いを聞いてもらいにくくなるような気がします。
ですから、ちゃんと作法を守って、しっかりとお願いを聞いてもらいましょう!
そうすれば、あなたの願いごともかないやすくなるかも。 (ΦωΦ)フフフ…